パンと手仕事のイメージ写真

娘の「おいしい」から、
まるたは始まりました。

娘のために焼き始めたパンが、まるたの原点です。

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OUR BEGINNING

女の子がおいしそうにパンを食べる手描きイラスト

一つの「おいしい」が、始まりでした。

幼かった娘が体調を崩し、ほとんど何も口にできない日がありました。

そんな中、トーストしたパンをひと口食べると、「おいしい」と言ってくれたのです。その後、友人が焼いてくれたバターロールのおいしさに感動し、「子どもたちのために、自分でもこんなパンを焼きたい」と思うようになりました。

自宅のオーブンで家族のためのパンを焼き始め、やがて、つくったパンを販売するようになりました。

1998年、家族のために始めた小さなパンづくりは、信州上田の地で「ナチュラルベーカリーまるた」として歩み始めました。

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OUR JOURNEY

手づくりのパンを地域の食卓へ届ける手描きイラスト

手づくりのパンを、地域の食卓へ。

家族のために焼いていたパンは、少しずつ種類が増え、つくる数も多くなっていきました。

「手づくりのパンのおいしさを、もっと多くの方に知ってもらいたい」

そう思っていた頃、ツルヤで材料について尋ねたことをきっかけに、手づくりのパンを納品する機会があることを知りました。

小さな工房のパンを置いてもらえるよう、何度も手紙を送り、やりとりを重ねました。そして2003年、ツルヤでの販売が始まりました。

偶然の出会いから始まったご縁は、今も大切に続いています。

現在は、まるたには常設の店舗がありません。地域の皆さまに親しまれているツルヤをはじめ、オンラインショップやイベントを通じて、一つひとつのパンをお届けしています。

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OUR CRAFT

小麦やぶどうなどの材料を丁寧に選ぶ手描きイラスト

家族に食べてほしいものを、きちんと選ぶ。

家族のために始めたパンづくりだからこそ、使う材料も、自分たちが心から納得できるものを選びたい。

それが、まるたの変わらない考えです。

なかでも「母娘パン」は、国産小麦と自家製天然酵母で仕込み、マーガリンを使わずに焼き上げています。

自家製酵母は、ぶどう、糀、有機バナナ。素材から時間をかけて育て、それぞれの香りや風味を、パンに合わせて生かしています。

自家製酵母を使ったパンづくりを始めたきっかけは、近所で出会った、豊かな香りのパンでした。

本を読み、さまざまなパンを味わい、何度も試作を重ねながら、まるたらしい味を探してきました。

決まった作り方にとどまらず、「もっとおいしくできないか」と考え続けることも、まるたが大切にしていることの一つです。

母娘パンと自家製天然酵母のこと詳しく見る
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TODAY

母と娘が並んでパンをつくる手描きイラスト

母と娘の手仕事を、それぞれの暮らしへ。

酵母を育て、生地を仕込み、形を整え、焼き上げ、包み、届ける。

まるたのパンは、母と娘、それぞれの手仕事を重ねながらつくられてきました。

常設の店舗がないため、お客さまと直接お話しできる機会は、決して多くありません。

それでも、パンが届くのを楽しみに待ってくださる方や、離れて暮らすご家族へ送ってくださる方など、多くのお客さまに支えられてきました。オンラインショップにも、たくさんの温かな感想が寄せられています。

一つひとつの「おいしい」という言葉が、また次のパンを焼く力になっています。

地域で手に取ってくださる方にも、遠くから取り寄せてくださる方にも、それぞれの暮らしに寄り添うパンを、今日もお届けしています。

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LOOKING AHEAD

パンのおいしさを次の世代へ手渡す手描きイラスト

「おいしい」の記憶を、次の世代へ。

パンづくりの担い手は、母から娘へと受け継がれました。

かつて母のパンを「おいしい」と食べていた娘は、今では自身も母となり、自分の娘にも「おいしい」と言ってもらえるように、一つひとつのパンに想いを込めています。

世代が変わっても、家族に食べてほしいパンをつくるという想いは変わりません。

自家製酵母のパンづくりには、手間と時間がかかります。そのため、母娘パンを一度にたくさんつくることはできません。

だからこそ、数を急いで増やすのではなく、酵母や生地の小さな変化に目を配りながら、一つひとつを自分たちが納得できる味に仕上げたいと考えています。

これからも、上田の食材や小麦への理解を深め、新しい組み合わせや届け方にも挑戦していきます。

変わっていくことを恐れず、それでも、家族のためにパンを焼き始めたときの想いは、これからも大切に受け継いでいきます。

袋を開けたときの香りに心がほどけ、ひと口食べると、小さな喜びが生まれる。

まるたのパンが、明日の朝のささやかな楽しみとなり、おいしいひとときに寄り添えたら。

そんな想いを込めて、これからも信州上田市からお届けしていきます。